こんにちは。
妊娠高血圧症候群の事を調べていて、自宅で血圧をチェックする方法が気になったノッピーです。
妻が妊娠中に定期健診で血圧チェックをしてるんだけど、自宅で測れる方法ないかな?と考えていたわけ。
毎日チェックする事で血圧の変化も分かるし、高血圧の予防にも繋がるからね。
そこで今回も調べてみたシリーズで、自宅で血圧をチェックする方法を調べてみたよ。
妊娠中に血圧が気になったり、妊娠高血圧症候群の予防に役立ててみてね。
血圧について正しく知っておこう
血圧を測る方法の前に血圧について正しく知ってから初めてみよう。
正しく理解しておかないと、間違った方法で数値を判断すると大きな変化や病気の予兆を見落としてしまうからね。
そんで、血圧とってのは簡単に言えば「体内で血液を循環させる時に押し出す圧力の事で血管の壁にかかる力」なわけ。
血圧は水を流すゴムのホースをイメージしてくれたら分かりやすいかな。
ホースを水道に繋いで水を流す時ってさ、一瞬ホースがグっと膨らんでから水が出てくるじゃない。
このホームが膨らむのと同じ事が血管でも起きてるわけ。
血管は心臓から体中に血液を流すために適度な圧(これが血圧って事)がかかってるのよ。
ちなみに血圧が高くても低くても体にとっては良くない事なんで、適度な状態を維持するのが一番いいんだよね。
血圧の数値の読み方
じゃあ次に血圧の数値の読み方について書いていくね。
血圧は上限と下限の2つの数値で表示されるわけ。
こんな感じで上限と下限ってのはそれぞれ違ってるんだよね。
基本的に血圧の正常値は、120/80 以下となるんだけど、個人差があるからこの数字を目安にするといいよ。
※120(上限)/80 (下限)って感じで数値を読んでいく。
それと、血圧を測る日時や時間帯によって数値って意外と変動するから、毎日決まった時間に測定するのが比較しやすくていいよ。
例えば朝は7時に測るようにして、夜は8時に測るみたいな感じね。
血圧を測った時に数値が140/90以上という高い状態を指すと「高血圧症」と呼ばれてるんだよね。
でもこれは一般的に血圧を複数回測定をした後に、常に高い値である事が確認されてから診断されるから1度の測定だけで判断しちゃダメだよ。
妊娠中に高血圧症になると「妊娠高血圧症候群」になっちゃうから、日々の血圧チェックはできるだけやっておいた方がいいと思う。
そんで、高血圧は妊婦と胎児にとって何一ついい事はなく、母子ともに危険度が高くなるというリスクしかないわけ。
また妊娠前から常に血圧が高い女性の場合、妊娠中に母子ともに何らかの異常が起こるリスクが高くなるから要注意。
もし妊娠中に高血圧症になってしまった場合、早めに治療を行わないと未熟児や健康に異常を抱えた赤ちゃんが産まれたりする可能性が高くなってしまう。
だからこそ血圧の数値を正しく読めるようにしてチェックを行うと異常の早期発見ができるって事なのよ。
自宅で血圧を測る方法
数値の読み方が分かったトコで本題の自宅で血圧を測る方法を説明するよ。
基本的に高血圧を発見する為の唯一の方法だけど、これは毎日の血圧測定が一番早いわけ。
そこで自宅で毎日の血圧測定の数値を記録していれば、すぐに数値の変化に気が付くんだよね。
で、自宅で血圧を測る手順は全部で以下の4つ。
- 上腕血圧計を選ぶ
- 朝晩の1日2回決まった時間に測定する
- 椅子に座ってから行う
- 週に5日以上測定する
じゃあ、この4つの手順を簡単に解説していくね。
1・上腕血圧計を選ぶ
まず1つ目の「上腕血圧計を選ぶ」なんだけど、手首や指先で測定する機器では正確な数値の測定は難しい場合があるわけ。
そこで上腕部に巻きつけて測定できるものがオススメだね。
※画像をクリックすると拡大するよ!
よく健康診断とかで腕に巻いて血圧測ったりするじゃない、それと同じタイプのやつがいいよ。
ネット通販で見ると、機器の価格帯としてはだいたい1500~4000円の範囲だから、そこまで高くはないかな。
アマゾンか楽天で安く見つかるから、自宅に無い場合は探してみてね。
2・朝晩の1日2回決まった時間に測定する
次は2の「朝晩の1日2回決まった時間に測定する」なんだけど、測定には決まりがあるわけ。
朝に測る際は必ず起床して1時間以内であり、なおかつ朝食前に行う事。
そして夜に測る際は就寝直前のタイミングで行うのが一番良いよ。
ちなみに絶対に測定前にやっちゃいけない事があるけど、トイレを我慢している時や出かける前のあわただしい時間帯は避けるようにしてね。
これらの状態の時ってさ、一時的に血圧が上昇しやすくなっているから正確な数値が出なくなっちゃうんだ。
さらに測定を行う1時間前の入浴や運動も血圧が上がってしまうから避けるようにしてね。
3・椅子に座ってから行う
血圧を測る時の注意点なんだけど、必ず座ってから行う必要があるのよ。
というのも、心臓と同じ高さの位置で測らないと正確な数値が出せなくなっちゃうからね。
もしも立った状態で行うと心臓よりも高い位置になってしまい、血圧の数値が低めに出てしまうわけ。
逆に寝転がった体勢なんかだと、心臓よりも低い位置になって数値が高めに出てしまうから正確性に欠けてしまうんだよね。
健康診断で血圧を測る時も、必ず椅子に座って心臓と同じ高さでやってるでしょ。
だから、計測を行う際は椅子に座って心臓と同じ高さの位置で行う事が絶対のルールなのよ。
4・週に5日以上測定する
血圧を測って日々比較する事で変化に早く気付けるのよ。
そして毎回記録を付ける事で血圧の変化が数字で明確に把握できるようになるんだよね。
できれば数値の記録を毎日の日課にして習慣づけていくと細かい変化に気づきやすくなるわけ。
それとできるだけ毎日記録を付けた方がいいんだけど、最低でも週5日はやっておかないと変化に気づきにくくなる。
だからこそ妊娠中の習慣として血圧測定と記録は欠かさずに行っていこう。