妊娠中に必要な１日あたりのカロリー量

こんにちは。

妻の妊娠中に関する知識を更に深めたいノッピーです。

前回は調べてみたシリーズで妊娠中に必要な栄養素について調べてみた内容をまとめてみたのよ。

そんで、妊娠中はお腹の中の赤ちゃんにも必要な栄養素を摂取しないといけないってのが分かったわけ。

栄養素を摂取するには食事をするのが一番いいんだけど、食事のカロリー量ってのが今度は気になっちゃうと思うんだよね。

そんなわけで今回は妊娠中に必要な１日の摂取カロリー量について調べてみたよ。

妻のカロリーに関しては調べるけど、俺の今の食生活は毎日カロリーオーバーなのよ…。

そんなわけで妊娠中に必要な栄養素を摂取るのと同時に、カロリー量も知って適度な妊娠生活を送れるように役立ててみてね。

妊娠中に必要なカロリーの量

妊娠してから、お腹の赤ちゃんに栄養を与えるために食事は欠かせないわけ。

だけど１日に必要なカロリー量がどれくらい必要なのか？は最初の頃は分からなかったりするよね。

ちなみに妊娠中はお腹の赤ちゃんの発育と母体の基礎代謝を上げる為の２つのエネルギーが必要となるのよ。

赤ちゃんに栄養を与えつつ母体の基礎代謝も上げる必要があるから、普段よりカロリーは多目に取る必要があるって事。

基礎代謝を上げる理由なんだけど、代謝が低い状態のままだと母体と赤ちゃんの両方の健康に悪影響が出るからなんだよね。

そこで妊娠中に１日あたりで、どれくらいのカロリーを多めに摂取すべきかを調べてみた。

妊娠してから週を追うごとに必要なカロリーは増えていくんだよね。

特に中期以降からは一気に摂取カロリー量が増えるんだけど、これはお腹の赤ちゃんが成長して大きくなってるからなのよ。

そんで妊娠に増やすカロリーだけど、中期の２５０キロカロリーはご飯で例えれば茶碗１杯半くらいといった感じだね。

妊娠初期と後期では必要となるカロリー量は９倍に増えてるんだけど、これは赤ちゃんの成長に関係した必要量なわけ。

これから摂取カロリーについて詳しく解説していくから、妊娠中に必要な量の目安を知っておくと役立つよ。

カロリーの目安となる推定エネルギー必要量

妊娠中は推定エネルギー必要量を知る事で摂取カロリー量の目安が分かるようになるわけ。

推定エネルギー必要量ってのは、その人に最もふさわしいと考えられるエネルギー摂取量（カロリー）の事ね。

人によって日常の活動量が違うのは当然だけど、妊娠中は安静にする事が多くなるから摂取量も今までとは変わるんだよね。

もちろん、身長や体重によっても個人差が出るから、みんな同じ量を取ればいいって話でもないわけ。

そんで推定エネルギー必要量は自分の年齢と身体活動レベル（日常でどの程度の身体活動をしているか？）によって求められる量が変わるのよ。

妊娠中は推定エネルギー必要量に加えて、妊娠週数別のカロリーを加算して１日当たりの必要量が決まるんだよね。

身体活動レベルはⅠ～Ⅲの３段階に別れてるんだけど、ほとんどの妊婦の場合はⅠ～Ⅱに該当するよ。

流石に妊娠中に激しい運動をする人はいないだろうからね。Ⅲのレベルになるのは産後のダイエットで行う運動とかする時。

ちなみに以下のグラフでそれぞれの身体活動レベルに応じた推定エネルギー必要量をまとめたたので確認してね。

区分	身体活動レベルⅠ（低い）	身体活動レベルⅡ（普通）
１８～２９歳	１６５０Ｋｃａｌ	１９５０Ｋｃａｌ
３０～４９歳	１７５０Ｋｃａｌ	２０００Ｋｃａｌ
妊娠中	初期は+５０Ｋｃａｌで、中期は+２５０Ｋｃａｌ	後期は+４５０Ｋｃａｌ
授乳期	+３５０Ｋｃａｌ	+３５０Ｋｃａｌ

こんな感じで日常生活の負荷によって摂取すべきカロリー量は違ってくるんだよね。

表を見て、仮に２０代で身体活動レベルがⅠであれば妊娠初期の推定エネルギー必要量は１７００キロカロリーとなります。

身体活動レベルⅠの１６５０キロカロリーに加えて、妊娠初期の+５０キロカロリーで１７００キロカロリーって事。

そんで赤ちゃんが大きくなり始める中期で１９００キロカロリー、後期で２１００キロカロリーという１日のカロリー摂取量が必要になってくるのよ。

特に妊娠中は身体活動レベルに関わらず初期・中期・後期でカロリー量は大幅に変化するからね。

また産後の授乳期も身体活動レベルに関わらず同じ量のカロリーが必要になるから覚えておいて。

また、授乳期は母体の血液を元に母乳を作るので、血液を多目に生産する分のカロリーは必要となるって事なんだよね。

これで自分がどのくらいの１日当たりのカロリー量が必要かはこれで理解できたと思う。

妊娠を機に仕事を辞めたり、運動を控えている人は身体活動レベルがⅡからⅠに下がる場合があるから、カロリーの摂取には要注意（食べ過ぎ）してね。