赤ちゃんに完全母乳で育児を行う9つのメリット

B!

こんばんは。

赤ちゃんに完全母乳で育児を行う9つのメリットを発見したノッピーです。

妻は娘を完全母乳で育てる事を方針にしているんだけど、ほぼ粉ミルクは使ってないんだよね。

そこで俺も娘の育児に母乳がいいのか、それとも粉ミルクがいいのか?が気になってきたので知っておこうかと。

今の所、妻は粉ミルクを使う気が無いようなので家に粉ミルクは置いてないみたい。

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俺が妻に「粉ミルクは使わないの?」と聞いてみると、ちゃんとした理由があるから使わないと言うわけ。

そうなると、その理由は夫として父親として知っていく必要があるなと感じたのよ。

実際に調べてみると、完全母乳で育児を行う事の9つのメリットを発見したんだよね。

今回は完全母乳育児に関するメリットについて紹介していこう。

母乳育児を行うメリットは8つ

母乳育児を行う事によるメリットなんだけど、おおまかに9つあるんだよね。

意外と多いメリットなんだけど、実際に妻自身が娘に母乳を与える事で良い影響を与えていると感じてる部分もあるみたい。

そんで、俺が調べていく中で見つけた9つのメリットがこれね。

完全母乳育児の9つのメリット
    1. 赤ちゃんに与える栄養面を全て満たしている
    2. 母乳を飲む事で赤ちゃんに免疫機能が備わる
    3. 産後の授乳は子宮の回復を早める
    4. 赤ちゃんとのスキンシップが取りやすい
    5. 授乳する事で赤ちゃんの味覚を育てる
    6. 離乳食への移行がすんなり行える
    7. 赤ちゃんの健康状態のチェックができる
    8. 産後ダイエットになる
    9. 母乳は消化しやすく体の負担が少ない

これらのメリットは母子ともに良い事ばかりで、育児にも良い影響を与えるんだよね。

そして俺自身も妻が母乳にこだわる理由ってのが分かったんだけど、多くの人に知ってもらいたいと思う。

そこで1つずつ内容を紹介していくので、是非ともメリットを覚えて役立ててもらいたい。

1・赤ちゃんに与える栄養面を全て満たしている

1つ目は赤ちゃんに与える栄養面を全て満たしているって事。

母乳は粉ミルクとは違い、赤ちゃんに必要な成分が母親の体で生成されてるわけ。

そんで、主な成分はタンパク質・脂肪分・乳糖・ビタミン類・ミネラル・塩分・ホルモン・酵素など、赤ちゃんの成長に欠かせない物ばかり。

しかも人体の神秘とも感じるのが、その時の赤ちゃんの状態によって母乳の質が常に変化するんだよね。

粉ミルクの場合は常に決まった栄養しかとれないわけ。

だから母乳の様に赤ちゃんに必要な栄養を臨機応変に調整するって事が無いのよ。

でも母乳だと赤ちゃんの体調に合わせて必要な成分を生成するから、常に最高の状態の栄養素が得られるんだよね。

ただ、この成分を調整する機能に関しては妻も不思議がっていて、人体の神秘としか言えないわけ。

赤ちゃんの健康維持のためにも母乳を飲ませるのがいいと思うよ。

2・母乳を飲む事で赤ちゃんに免疫機能が備わる

2つ目は母乳を飲む事で赤ちゃんに免疫機能が備わる事。

母親の体から子供へと免疫物質を伝えるのに母乳が役立つわけ。

特に赤ちゃんが産まれたばかりの時期が重要で、母親が与える初乳を飲んでいるかどうかで今後の体の丈夫さに影響するみたいなのよ。

出産直後における初乳の量は少ないんだけど、その代わりに免疫機能を持つ免疫グロブリンA(通称:IGA)という成分を多く含んでるわけ。

免疫グロブリンAについて
大塚製薬の公式サイト
IGAの免疫機能を解説してるよ。
ここで詳細を確認してみてね。

そして、母乳を飲む事で胃腸の粘膜に広がって細菌やウイルスの原因となるタンパク質を防いでくれるわけ。

さらにアレルギーに対しても高い免疫を持つようになるみたいだから、赤ちゃんが丈夫な体になりやすい傾向があるのよ。

また赤ちゃんが風邪をひいた場合、母乳にウイルスに対する抗体が含まれて回復を早めてくれる効果もあるみたい。

他にも母乳には白血球が多く含まれてるから、殺菌能力も備わっていて病気に強くなりやすいのよ。

それほど赤ちゃんに母乳を与える事によって免疫を高められるんだよね。

3・産後の授乳は子宮の回復を早める

3つ目は産後の授乳は子宮の回復を早める事。

出産直後の子宮は赤ちゃんの頭が通ったから大きく開いてる状態なのよ。

そこで元の状態に戻るまでは時間が結構かかっちゃうわけ。

だけど赤ちゃんに授乳を行い続ける事で、子宮が回復に向かい始めるみたいなのよ。

気になる理由なんだけど、授乳の際にオキシトシンというホルモンが分泌されて子宮の収縮が進むみたい。

オキシトシンと母乳の詳細はこちら
和光堂の公式サイト:母乳が出るしくみ
母乳がどうやって出てくるのか?を解説してるよ。

オキシトシンってのは赤ちゃんが乳首を口に含んで飲む際に、母乳を出す事に関係している成分なんだよね。

そこで、母乳を飲ませ続ける方がオキシトシンを分泌させ続ける事が出来るのから、子宮の回復が早まるという事みたい。

だからこそ粉ミルクよりも母乳で赤ちゃんを育てる方が母体の回復も早める事ができるという仕組みだ。

4・赤ちゃんとのスキンシップが取りやすい

4つ目は赤ちゃんとのスキンシップが取りやすい事。

これも理由があって、直接母親の肌に触れる事(スキンシップ)で心の安らぎを得てるのよ。

赤ちゃんは授乳の時に母親の乳房を抱きしめながら母乳を吸うよね。

よく観察すると分かるんだけど、おっぱいをグっと握りしめるかのように抱き寄せてから吸ってるわけ。

密着する事で、母親の体温や心臓の鼓動を肌に感じながら飲む母乳に安心感を得てるんだろうね。

これは母親だからこそできる事で、流石に父親は母乳で授乳させる事ができないからね(笑)

赤ちゃんに色んな感情があって、一番落ち着くのは母親に触れて愛情を受けている時みたい。

妻は毎日何回も授乳を行うから、繰り返すほどに娘とのスキンシップもできるからね。

やっぱ親の愛情を一番感じるのはスキンシップなんだろうなと思った。

5・授乳する事で赤ちゃんの味覚を育てる

5つ目は授乳する事で赤ちゃんの味覚を育てる事。

実は母乳は甘みを感じる糖分が含まれてるんだよね。

ほんの少しなんだけど母乳を匂ってみると、かすかに甘さを感じるわけ。

妻が娘に母乳を与える様子を観察してると、乳首から母乳が少しでた状態にして匂いを嗅がせてから飲ませてたのよ。

娘は臭いを嗅いで母乳と認識し、乳房を掴んで乳首にかぶりつくように母乳を飲み続けてたんだよね。

そんで、母乳は赤ちゃんの食欲を促進する効果があるみたい。

毎日のように母乳を飲み続ける事で、赤ちゃんの舌の味覚を養っていく事ができるんだよね。

また、飲み続けていくと母乳に含まれるタンパク質の量が増えていき、自然と味付けされるのよ。

さらに飲み終わりの頃には母乳に含まれる脂肪分が多くなり、満腹感を与えて飲み過ぎる事もないという仕組みになってるわけ。

赤ちゃんの味覚を育てつつ、満腹感も与える母乳って凄いよね。

6・離乳食への移行がすんなり行える

6つ目は離乳食への移行がすんなり行える事。

母乳と粉ミルクで育てる事の大きな違いは飲み方なんだよね。

粉ミルクの場合、哺乳瓶の先端にある乳首を吸って飲む動きをするわけ。

でも母乳の場合は吸うだけでは出てこず、顎を使って乳首を噛むようにしなければ出ない仕組みになってるんだよね。

そう、大きな違いは「噛む動作」なのよ。

この噛む動作を覚える事で、母乳で成長しながら乳離れした際に食事する時の噛む練習になってるわけ。

乳離れをしたら離乳食になるんだけど、主に初期の離乳食は柔らかいおかゆなどが代表的で、食べる時も噛む力が必要となるんだよね。

母乳で育てた赤ちゃんは既に噛む練習ができてるから、すんなり離乳食を受け入れられるのよ。

でも粉ミルクでずっと育ててきてると噛む練習が不足している状態だから、顎の発達が遅れて離乳食に戸惑ってしまう事も考えられるわけ。

この差は徐々になくなっていくけど、母乳で育てた方が顎を鍛えて噛む力が付くというメリットがあるよね。

7・赤ちゃんの健康状態のチェックができる

7つ目は赤ちゃんの健康状態のチェックができる事。

母乳を与える事で子供の体調の異変が感じやすくなるんだよね。

例えば、赤ちゃんが発熱をしている時なんかは乳首を通じて母親は分かるみたい。

毎日授乳をしていると、赤ちゃんが乳首を咥える時の力加減で違和感をすぐに感じ取れるようになるわけ。

もし赤ちゃんが乳首をくわえた瞬間、体温が高めと感じたらすぐに体温計で測ってみて。

授乳時に乳首が体温計の代わりをしてくれるから、赤ちゃんの異変に気づきやすくなってるわけ。

肌を通じて伝わってくる感覚に違和感を感じたら、赤ちゃんに何らかの体調不良が起きてる可能性が高いからね。

この話は産婦人科の先生から教えてもらった方法なんだけど、実際に妻の友人がこれで赤ちゃんの発熱がすぐに分かったそうなのよ。

授乳する事で赤ちゃんの体調を常にチェックできるのは重要だよね。

8・産後ダイエットになる

8つ目は授乳が産後ダイエットになるんだよね。。

産後の悩みで多いのが、増えた体重を妊娠前の状態に戻したいという事。

中には妊娠で体重が増えて、産後も元に戻れなくなったケースも聞くし。

俺の友達の嫁も産後に体重を戻せなくて、体型を元に戻せなくて困ってると本人から聞いたくらいだからね。

じゃあ何で体重が増えるのか?というと、妊娠中は母体にエネルギーとして脂肪が蓄えられるわけ。

そして出産前には体重がピークに達し、出産後もそのまま脂肪は体に残ってしまうんだよね。

この、産後もそのまま脂肪が残るってのが迷惑極まりない話で、これをきちんと落とさないと元の体型に戻れないんだよね。

でも授乳を始めると、体に蓄えられた脂肪が母乳に含まれる乳脂肪に変化していくわけ。

妻も産後2カ月が経過したけど、授乳を続けたことで自然と体重も減ってきて、徐々に元の体型に戻って来てると言ってた。

授乳する事で無理なく産後のダイエットも出来て、赤ちゃんにも栄養を与える事ができるから一石二鳥だね。

特に産後は母体に大きな負担がかかったから、ダイエットする事よりも体を回復させる事を優先して授乳を行うのがいいよ。

出産のダメージを回復させつつ、赤ちゃんに授乳を続ける事で徐々に脂肪を減らして体重も減るという流れを作る事を意識してみて。

もし本格的にダイエットをやるなら乳離れをしてからの方がいいだろうね。

9・母乳は消化しやすく体の負担が少ない

最後の9つ目は母乳は消化しやすく体の負担が少ないって事。

粉ミルクと母乳を比べてみると、圧倒的に母乳の方が消化効率が良いみたいなんだよね。

と言うのも、母乳は半消化状態(消化しやすい)だから、赤ちゃんの腸に負担をかけないわけ。

ちなみに母乳が消化しやすい理由なんだけど、母乳に含まれるリパーゼという消化酵素が乳脂肪の消化吸収を補助してくれるからなのよ。

粉ミルクだと消化の過程が必要になるから、赤ちゃんの腸にも負担がかかって病気になりやすくなる可能性が考えられるみたい。

大人の様に腸が出来上がっていたらいいんだけど、産まれたばかりの赤ちゃんは何もかもが未成熟だから負担は少ない方がいいよね。

だからこそ、母乳は体の負担が少なく体に優しいから飲ませてあげて欲しいと思う。

母乳はメリットだらけでおすすめ

俺が調べた母乳で育てる事はメリットだらけでおすすめしたい。

実際に学んで理解していくと、圧倒的に赤ちゃんにとって良い事だらけなんだよね。

そして妻が完全母乳にこだわっていた理由も理解し納得したわけ。

だがハッキリ言って授乳をするのは母親である妻だし、父親である俺としてはそのサポートをする事くらいしかできんのよね。

でも今回きちんと調べてみたことで、俺も完全母乳で娘を育ててほしいと感じるようになった。

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妻が母乳育児に対するこだわりも、夫として理解すると子育ての考え方も幅が広がると思う。

今回は完全母乳のメリットだけについて触れたけど、逆にデメリットも必ずあるはずだから調べてみる事にするよ。

メリットとデメリットの両方を知る事で完全母乳か粉ミルクを使い分ける方法も出てくるだろうしね。

というわけで、世の中の父親たちも完全母乳について知っとくと役に立つよ。

完全母乳育児のデメリットを調べたから、こっちも併せて読んでみてね。

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